その一瞬に、恋をした

疑問

Syuto side

いつもどおり、午前の仕事終わりに明希とサーフィンにいったら、海岸で女の子ふたりと会った。

片方は気が強そうで、きりっとしたかおだちだった。片方は、なんだか物静かで、ほんわかってか…柔らかい雰囲気だった。
共通点は、結構美人。

ま、口悪いんで、俺。
イライラしてたし。なんか。

いくら美人でも邪魔なもんは邪魔じゃん?

ある程度時間たって帰ろうとしたら、ふたりの姿はなかった。

そりゃそうか、なんて思いながら、明希とふたりで店にかえった。
そこにはあのふたりがいた。

「こら、袖都、明希。海から帰るときは裏口っていってるだろ!」
「ごめんごめん、すぐ着替えて来っからさ」

なぜか、顔が熱い。
日に焼けたから、か。
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