銀の姫~最終章~



「・・・
分かった

けど危なくなったら
すぐに助けるからな」


「うんっ
ありがとう」


私はサライナを
真っ直ぐに見た


「サライナ
お願いがあるの」


「何だ?」


「これから先
新たな銀の姫が
見つかっても
王都には連れて
来ないで


その為なら
私はこのまま
此処に残っても
悔いは無い」


私が
そう言うと
サライナは
目を見開いた


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