〔完〕本当の愛をあたしに教えて

「優奈、そんなこと俺に言っちゃって
 いいんだぁ・・・。」


あ~あ、やっぱり。

今回もご登場ですよ・・・
表だけの翔先輩からは考えられない

俺様王子が・・・・


「・・いいですってば。 
 翔先輩だけ座ってて下さい。」


身振り手振りで翔先輩を座らせようと
必死なあたしの健闘むなしく・・・


「だから、こっちにおいでってば。」


翔先輩はそういうと
腕を伸ばし、あたしの手首を
がっしり握った。


その瞬間あたしの体は翔先輩に引き
寄せられていた。


そして、あたしが気づいたときには
あたしは翔先輩の上にちょこんと
座っていた。





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