〔完〕本当の愛をあたしに教えて

「ちょ、
 ちょっと先輩降ろして下さい。」


翔先輩のひざの上で必死に抵抗を
続けるあたし。


こんなところ、
もしだけかが入ってきて見られたら・・


これ以上に恥ずかしいことはない。


「だめだから。
 俺が離さないしね。」


翔先輩はそういうと後ろから
あたしを抱きしめた。


「・・えっ、ちょっと」

「優奈の近くが一番落ち着く。」


・・・えっ!?
ちょっと今日の翔先輩おかしくない!?



「今日の翔先輩おかしいですよ!?
 なんかあったんですか?」


やっぱり、翔先輩がおかしくなった
理由って・・


生徒会長に選ばれたから!?

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