〔完〕本当の愛をあたしに教えて

「えっ~。
 ちょっと待ってください。

 あたしに副会長なんて絶対無理ですから。」


その通り。
こんなあたしに副会長なんて荷が重過ぎる。


ましてや会長の翔先輩を支える!?
そんなこと無理に決まってる。


それにあたしが副会長になんて
なったらあのファンの皆様がどう思うか・


・・まずよくは思わないはず



「わかったから。
 優奈ちょっと落ち着いて。」


翔先輩があたしの両肩にてを置き
落ち着かせるようにしている


副会長に・・
って言われたときからイスの上でじたばた
抵抗していたからイスがよく動いていた。



・・・しばらく間を置いて・・



「落ち着いた・・・?」



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