〔完〕本当の愛をあたしに教えて


「それだけ!?
 ただキスされたぐらいで!?」


零華にいわれ、すべて話したあたしに
零華はそんなことをいったのだ・


「零華、酷い・・・・
 人がこんなにも困ってるっていうのに」


「だって、あたしはてっきり
 二人は付き合ってると思ってたし。」



・・・・
えっ!?


あたしと翔先輩が付き合ってる!?
恋人同士!?


「そんなことあるわけないじゃん。」


アハハハハ・・・・


笑って終われるならそれほど
うれしいことはないのに・・



「だって、別に抱きしめられたり
 キスされたのだって嫌じゃなかった
 んでしょ!?」


・・・・そ、それは
< 194 / 333 >

この作品をシェア

pagetop