〔完〕本当の愛をあたしに教えて

「優奈が聞いてなかっただけでしょ。
 先生は絶対言ったはずだけど・」


うそだぁ~。

心の中でそう叫びながら、


「ちょっと待ってて下さいね。」


あたしはそう言って、すぐに
零華に電話した。



・・・・そして数分後


「やっぱり、明日試合らしいです・
 先生もちゃんと話したって」


「ほらね・・」


翔先輩はあきれながらもちょっと
笑っていた。

そしてすぐに・・


「優奈にしては珍しいね。
 完璧主義者なのにね」


「それは、翔先輩の方じゃないですか~」


「えっ、俺?」


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