〔完〕本当の愛をあたしに教えて

「優奈、今回の婚約は優奈、あなたの
 おじい様と翔くんのおじい様二人が決めた
 ことだったの。」


再び、話始めたお母様


あたしと翔先輩のおじい様たちが
決めたこと?


「もしかしてそれって、いいなずけですか?」


「そう、その通り。
 だからみんなこの婚約に反対すること
 が出来なかったの。

 現在の百合華と紫堂の最高権力者
 だもの・・・・」


あたしと、翔先輩のおじい様たちは
それぞれのグループをトップの座まで
した、伝説の人たちとも言われてる。


うちのおじい様が紫堂とは
仲がいいとは聞いたことがあったけど


孫同士を、いいなずけにさせるまでの
友情だとは思っていなかった


どおりで今回婚約に、誰も反対しなかった
はずだ・・・



おじい様たちの言ったことには絶対服従だ















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