淋しがりのストレイキャット
「もしかして、長井の他に気になる奴でも出来た?」




こくり、と頷く菜月。
まず初めはOK。




「俺が知ってる奴?」




そう聞くとまた小さく首を縦に振ってみせる。

ここまできて、あと聞くことといったらもうアレしかない。


下手くそな誘導尋問もこれでしまいだ。









「ていうか俺?」







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