僕のマーメイド
「わ~やっと会えたw」
「なんなん。
やっぱり知り合いやったん?」
川島は全く驚いている様子もなかった。
「李乃はうちのクラスに
転校してきはったんやで。」
「なっ!?川島のクラスに???」
「そうなの!ホント、
信が奏音くんの知り合いでよかった~」
「あ、そんでな、
一緒食べようゆう話になったんやけど。」
「そうなんだ。別にいいけど。」
「んじゃ行こう~^^」
俺は喜びのあまり忘れていた。
川島が来る前、
詩歌が何か言おうとしてたこと。
「ちょっと待って。」