REVERSIBLE



彼の怒りゎ
   ピークに達していたらしく


あたしの鞄を床にたたき付けた


「今日何してたんだよ!!」


「…バ…イトだょ…」


こんなに取り乱す彼を
     あたしゎ初めてみた


「あっ??じゃあなんで
    そんな酒くせぇんだよ」


近いてくる弥雲が怖くて
     あたしゎ後退りした


「ごめんなさい。今日バイトの
   先輩と飲みに行ってたの」


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