REVERSIBLE



「優様から皆様に
      ピンドン入りま~す」


マイクパフォが終って
 ボーイがピンドンを渡しに行った


「皇輝さんオーナーがおよびです」


俺の耳元でボーイが小声で言った


「優ちょっと抜ける」


「や~らいて~」


「ごめんなすぐ戻ってくっから」


そう言って彼女の頬に
     短いKISSを落とした


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