危険なパジャマ【総】

飛鳥さんがあたしのこと
そんな風に思っててくれたなんて

嬉しすぎて顔に力が入らない。


上機嫌で更衣室に入りロッカーを開けた。




『荷物が無い・・・・。』



なんで??



まさか・・・・・



「あれ〜かりん先輩どうしたんですか〜??」


さっきの中学生たち。


もしかして見られてた?



「私たち〜前川先輩と
 一緒に帰ろうと思ってたのに〜」



「そうそう。なかなか先輩来なくて〜。」


ねぇ?とお互いに顔を見合わせる中学生たち。

まさか・・・・



「関んなっていったじゃん。」


「人の話聞いてなかったのかよ。」



やっぱり見られてた。







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