★あいつは教育係☆
次の日。

早く来過ぎちゃった。
しかも、気合い入れてオシャレしちゃったし。


「おっ。早いな。」
信次が感心したような感じでやってきた。

ドキッ。

やばい......
なんかいつも執事喫茶の制服しかあんまり見てないから、カッコいいって思っちゃう......



「じゃあ、早速行くか!」
信次は、私の手を掴んでドンドン歩いて行く。

「えっ......ちょっ......何処に行くの?」

......

はい。シカトですか。
黙ってついて行けば良いんでしょ!



それより、繋がれた手が妙に熱く感じるのは、どうしてなの......?
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