★あいつは教育係☆
ヤキモチ妬いちゃうって事は......もしかして......



「信次は、私の事好き!?」

って、思わず聞いちゃった。

言った事に後悔した時には、もう時すでに遅しで......


「は?」

ギロッと睨まれた。

うぅ......

ちょっと聞いてみただけじゃん!

そんなに睨まなくてもさ......



「......よ。」

信次が何か言った。

でも、よく聞き取れなくて......

「えっ?」

って聞き返したら

「好きだって言ったら......お前はどうするんだよ?」

って

えっ?えっ?えっ!?

それって......



やばい。

顔だけじゃなく、体が熱い......

見なくてもわかる。

絶対に今顔赤いよ!

なんて言えば良いんだろう......

「私も好き!」?

でも、さっきの言葉が冗談だったら、立ち直れない......

かと言って

「冗談でしょ?」

なんて聞けないし......



考えて

考えて

考え過ぎて

ドキドキして

ドキドキして

ドキドキし過ぎて

私は、その場にぶっ倒れてしまった。



あぁ......

私、何やってんだろ......

薄れゆく意識の中で、私はそう思った。
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