★あいつは教育係☆
「お嬢様。そして御主人様!今宵はハロウィンパーティーでございます!」

という雅哉さんの挨拶で、ハロウィンパーティーは始まった。

集まったお嬢様、御主人様達は、この日のために用意したであろう、思い思いのコスプレに身を纏っている。

勿論私達も、今日はいつもの制服とは違って

それぞれコスプレしているの。

雅哉さんは、「あえてって事で。」と言って、真っ白いタキシード姿に。
当たり前だけど、凄くカッコいいの!まさに王子様って感じ!

アレンさんは、狼男になって、お嬢様をナンパしまくってて......

和希さんは、「黒魔術師っぽくない?」って言いながら、真っ黒いマントを身に纏い......
ナンパに大忙しのアレンさんを見て
「あーあ。本当に術使えるんなら、即アレンに女の子に嫌われる術かけるのに。」とボソッと言ってた。

なんか、和希さんって見た目可愛いのに、中身完全に真っ黒......だよね?まさかの腹黒!?


徹さんは「着たいのが見つからなくて......で、思い付いたのがこれ。」
という事で、何故か侍姿に......
完璧にハロウィン関係ないと思いますよ?
まぁ、お嬢様には凄いウケてたけど......


で、信次はハロウィンと言ったらこれ!って感じで、吸血鬼のコスプレ。

かなり、やる気ないみたいだけど......

そういえば、さっき雅哉さんと何話していたんだろう?

あっ!
私はというと、これぞ王道!魔女のコスプレ中!

ちなみに、オーナーも魔法使いのコスプレしてた。

そういえば、オーナーってまだ25歳だったらしい。

もう30いってるのかと思ってた......
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