★あいつは教育係☆
五十嵐徹
俺の名前は五十嵐徹。
名前だけみると完璧な日本人だが、実は母方のじぃちゃんがイギリス人で、クォーターだったりする。
しかも、イギリス人のじぃちゃんの血が多く受け継がれているらしく、ハーフである母さんより、日本人離れした顔立ちである。
しかし、中身は父方のじぃちゃんの血が多く受け継がれているらしく、古き良き日本の男で、和室が凄い落ち着くし、和食が大好きだし、プライベートでは常に着物を着ていて
勿論
好きなタイプは大和撫子のような方!なのである。
「徹君?どうしたの?」
女の声で我にかえる。
みると、女の子達が不思議そうに俺を見ている。
しまった......
今接客中なのをすっかり忘れていた......
俺は急いで営業用スマイルを彼女達に向けて
「申し訳ございませんでした。お嬢様方があまりにもお可愛らしいので、つい見とれてしまっていたのでございます。」
と言った。
言われた女の子達は顔をリンゴのように真っ赤にして
素直に本当に可愛いな
とは思ったが
やっぱり、俺の好きなタイプは大和撫子だ。
とか思いながら、彼女達の席から離れて、別のテーブルへ接客に行こうとした時
後ろの方から
「馬っ鹿みたい!」
という声がボソッと聞こえた。
おい......
それ、絶対に俺に向かって言っているだろう?
聞こえないとでも思ったか?
俺は地獄耳なんだよ!
コッソリ声のした方を見てみると、見るからにヤンキー少女っぽい子がこっちを睨んでいた。
......何なんだよ。
名前だけみると完璧な日本人だが、実は母方のじぃちゃんがイギリス人で、クォーターだったりする。
しかも、イギリス人のじぃちゃんの血が多く受け継がれているらしく、ハーフである母さんより、日本人離れした顔立ちである。
しかし、中身は父方のじぃちゃんの血が多く受け継がれているらしく、古き良き日本の男で、和室が凄い落ち着くし、和食が大好きだし、プライベートでは常に着物を着ていて
勿論
好きなタイプは大和撫子のような方!なのである。
「徹君?どうしたの?」
女の声で我にかえる。
みると、女の子達が不思議そうに俺を見ている。
しまった......
今接客中なのをすっかり忘れていた......
俺は急いで営業用スマイルを彼女達に向けて
「申し訳ございませんでした。お嬢様方があまりにもお可愛らしいので、つい見とれてしまっていたのでございます。」
と言った。
言われた女の子達は顔をリンゴのように真っ赤にして
素直に本当に可愛いな
とは思ったが
やっぱり、俺の好きなタイプは大和撫子だ。
とか思いながら、彼女達の席から離れて、別のテーブルへ接客に行こうとした時
後ろの方から
「馬っ鹿みたい!」
という声がボソッと聞こえた。
おい......
それ、絶対に俺に向かって言っているだろう?
聞こえないとでも思ったか?
俺は地獄耳なんだよ!
コッソリ声のした方を見てみると、見るからにヤンキー少女っぽい子がこっちを睨んでいた。
......何なんだよ。