先生に恋した私
先生の事が気になり出したのは、入学してすぐの林間学校だった。
先生は1年の担任ぢゃなくて、保健体育の先生だ。
だから、授業でしか会った事がなかった。
といっても、話したことは何回かあるし、別にイイ先生だなぁ。
と、思うくらいだったしまだ先生も好きぢゃ無かった。
それに別に彼氏なんて興味なかった。
でも、林間学校2日め私は風邪ひいてしまい保健の中村 マサ子<ナカムラ マサコ>先生のトコロいたんだけど
その保健の先生が皆と出かけないといけない事になったんだ。
私は別に一人はキライじゃ無かったカラ一人でいいって言った。
そしたら担任の北村雅仁先生も、ももかがいいならそっちの方がいいぢゃないか。
先生たちみんな出ないといけないんだし誰か残すより旅館の人に見てもらったらいいだろうって。
けどあの先生だけはそんなコト許さなかった…。
坂井「 北村先生。中野はまだ熱も高いですし、旅館の人に迷惑かけるのは良くないですよ。
俺どうせ巡回だけですし、なんだったら今日は俺が中野のコト見ときますよ?
一人にさせるのも心配ですし…。」
一瞬いままで好きな人なんか居なかった私が
先生の言葉に-ドキッ-ってした。
なんだか顔が熱くなって、ぼぉ~ってして私はどうしたんだろう。
そんな事を思っていたら
北村先生が「そうですか!! そう言っていただくと助かります。
じゃあ中野のコトお願いしますねぇ~~。」
と言ってマサ子先生と一緒にみんなのところへ行ってしまった。