翡翠の姫君



…っもう限界!!!!





そう思った時




「はい到着ー」



先頭を歩いていた看護師長が言った。




………助かった……!!




私は深く息をついた。




「じゃあさっそく二次試験を始めようか。

今回の試験内容は応急処置ということで、私がケガの種類を言う。

君たちはその治療に使える物をこの森から取ってきてもらうよ。」





やっぱり…


そういうことか…




「制限時間は…30分。」



…は?




30分!!!!!???




無理でしょそれ!!!!!



< 111 / 201 >

この作品をシェア

pagetop