翡翠の姫君





試験が始まって約10分…


順番にペアが森の中へ入っていく。



私達の番はついに…次だ。



筆記じゃなくて実技ともなるとさすがに緊張する。



隣に立ってる人は余裕っぽいし。



早く終わんないかな…




私はハァとため息をついた。




「…緊張してんの?」




すると隣から声が聞こえた。



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