翡翠の姫君





答えながら足を進める。




「…っおい!!!!そこはっ…!!!」


急にガクの叫ぶ声が聞こえる。



―その瞬間、視界が揺れた。






「エミリア!!!!!」




私は固く目を瞑る。


同時に、聞こえてきたのはガクの声。





その時は何が起こったのかわからなかった。





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