翡翠の姫君



「おまえ、明日もここに来るのか?」


「あっ、うん」


一応、毎日来てるしね。



「だったら…エミリア」


私の目を見つめながら




「また、明日な!!」



ニッと笑って



そう言った。






「―…うんっ!!」




生まれて初めて
心から笑えた今日



君との出会いは
ここから始まったんだ





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