翡翠の姫君
思わぬ出来事
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「うーん…胃腸炎かな。
エミリア、セルノミアを一時間分くらい点滴してちょうだい。
ガクはカマラとシアミナの薬を取ってきて。」
1人の兵士さんが医務室に来ていた。
看護師長の指示で私とガクは行動する。
「じゃあこちらのベッドに横になって下さい。」
そう言って、点滴をうった。
「それじゃあ一時間後、また来ますね。それまでゆっくり休んで下さい。」
ニコっと笑って、私はまた医務室に戻った。
するとそこには、もうガクも戻って来ていた。
「あぁ、ご苦労様。
じゃあ2人とも先にお昼行っといで。
点滴は私がみとくから。」
カルテを書いていた看護師長に言われた。
「ありがとうございます。」
「失礼します。」
お互いにそう告げて、医務室を後にした。