翡翠の姫君




笑いをこらえて、ガクの言葉に付け足す。



「あっ…ガクと私は同期なの。」



「……そうか。よろしくな。」



少し様子がおかしいレオ。


何かあったのかな?






「あ…そろそろ時間じゃ…」


ポツリと呟いたガクの声に気がついて、



「じゃあレオ!!またね!!
仕事頑張って!!」



「…おぅ。おまえもな!!」



私達は足早に医務室へと戻った。







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