翡翠の姫君



―――――――

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「いっ…たたた」


ふと見てみると、左肘が赤く腫れていた。


「また打っちゃった…」



ため息をつきながら薬草を摘んでいく。




ここは家から少し離れた森。


私は毎日この森に薬草を摘みに来る。



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