翡翠の姫君

頑張る理由




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目が覚めると、自分の部屋にいた。


窓からは眩しい朝日が入ってきている。



…朝か。



ゆっくりと体を起こすと、思わず顔が歪む。


「いっ…た…」



あちこちに走る痛み。

腕や足を見ると、青や赤のアザ。



「ハハッ…また増えたよ…」


面白くもないのに、掠れた笑い声が出る。



さぁ、どうやって隠そうか…


レオ達にバレないようにしないと。




私はなるべく、腕や足が隠れるような服を選んだ。



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