翡翠の姫君



そっと体をおろすと、ちらっとスカートとブーツの隙間から見えた足。



「なんだ…これ………」



腫れて、青いアザが沢山ある。

よく見れば、擦り傷もある。



最近おかしいとは思っていたが…


ここまでくると気になるな…





「おいっレオー!!勝手に行くなよ!!」



ちょうどそこに、2人がやって来た。



「なぁ…」


「ん?」


「…ここで朝食、食べるぞ。」


「………………は?」





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