翡翠の姫君



「何いってるんだ…?」



間抜けた顔して返すセルト。



「だから!!
ここで飯食べるんだって!!
…4人で!!!」




「…あぁ。そういう事…」


ティナは何かに気づいたらしい。



「…じゃあ4人分でいいの?
取ってくるから、エミリア頼むよ。」



「え!?ちょっ…ティナ!?」




わずかに笑いながらも、焦るセルトを引っ張って、戻って行った。





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