翡翠の姫君



「…レオ!?」


驚いた声を出して、勢いよく起き上がったエミリア。


「い゛っ!!!!!」


同時に顔をしかめて、叫ぶ。



…なんだ??




「……?どうかしたのか?」




「んーん!!何も!!」




エミリアは笑って答えた。



何か…隠してるよな。やっぱり。




無理矢理、話をそらしてる気がする。





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