翡翠の姫君



「お前はこの国の城…
メルス城に住むんだ。」



…………は……?



メルス城に私が住む…?



私は目を見開いた。



そんな私の反応が面白いのか、楽しそうに話していく。



「お前のその髪をシルク国の王子が気に入ったらしい。良かったじゃないか。これからは、城で暮らせるんだ。」





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