翡翠の姫君
そんなレオが一瞬ひらめいた様な顔をして
「…ってことは、もしかして…」
ゆっくりとこっちを振り返る。
私はニコっと笑って言った。
「うん!!私、受けようと思って!!
資格も取れるらしいし!!」
「そっか!!ちょうど良かったな!!
それなら、いつでもおまえに会える!!」
レオもニッと笑って言った。
…うん。本気で頑張ろう!!
「もっと勉強しないと!!」
ぐっとガッツポーズをして言うと
「もっと…って、おまえ散々勉強してるだろ。
頑張りすぎじゃないか?」