翡翠の姫君


ピタッと立ち止まった時




「エミリア!!」



「…っレオ!?」




木の上にレオがいた。


軽くスタンッと音をたてて、飛び降りてくる。


「身軽だね…」


その軽々しさに思わず声が出る。

これで王子なんだよね…


「良かった!!まさかここで会えるとはな。」


ハハッと笑ながら言うレオ。


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