もし、会えたなら
愛って人をみると
目をぱちくりさせて
他二人も
「え?なんで。」
とでも言いたそう。
おかしかった??自己紹介‥。
自己嫌悪に一人、
浸っていると‥
「え!?中三‥
あるいは高校生かとっ」
「だよね、だよね!!年下!?」
え?年下なの?
だれが?あたしが?
「敬語つかってた‥」
年上にみられてたんだ。
よくあるけど‥昔から。
でも、さすがに
ここまで驚かれると‥
ちょっとって感じ。
年上にみえて生意気。
だから南中の先輩にも
目つけられるんだよね‥。
わかってるよ。
だけど、なんか傷つくの
なれるとこうなっちゃう
というか‥。
「癒実ちゃん‥だっけ?」
最初に口を開くのは
やっぱり愛って人。
『癒実でいいです。』
急に年上だと
意識する、あたし。
「そっか、癒実ね!!
あたし岸田愛―っ!」
『あ、はいっ
愛先輩ですね!!』
そうそうと笑って
頷く愛先輩。
「んで、この
背でかいのが倉野!!」
たしかにおっきい‥。
みあげると
「あたしも、
ゆみ!よろしく!!」
って何故か爆笑してて
それを
「え?」って眺める
もう一人の先輩。