もし、会えたなら
「つーか三時だし。
アイスくいてえ!!!」

のびをしながら
話す渡瀬先輩。

「じゃあ、
渡瀬行ってこい。
マリモちゃんも行く?」

羽山先輩‥
マリモちゃんに
なってるし。

『行きます!!』

「他は?お前ら行く?」

女子三人の先輩に
聞く渡瀬先輩。

「ワークあるから‥
癒実と行ってきて!!」

ワークとにらめっこ
状態の愛先輩。

「お前は‥ないね。」

にらみながら
羽山先輩に話す渡瀬先輩。

「ご名答!!」

「ほいよ。じゃ、行こ!」

『はい!』

このあと
どうなるかなんて
まだ分からなかった。
けど春でもないような
夏でもないような‥
そんな陽気が
あたしを狂わせたのかも
しれない‥

でもね、狂って正解だったよ。

渡瀬先輩‥あたしは運命を
あなたと出逢い初めて
信じてみようと思いました。

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