もし、会えたなら

「おーいっ癒実!!
聞いてる!?おはよう!!」

ふと見ると少し膨れ面で
声が大きい親友、真愛の姿。

考えてる間に
待ち合わせ場所に
ついたようだ。

『あ~ごめん、ごめん!!
おはよう!真愛。』

「なんかあった??」

真愛は辛い時に
いつも側にいてくれたから

話しても平気かなあ‥?

『えっとね‥』

全てこの土日で
何があったか話した。

途中、真愛は
相づち打って聞いてくれた。

「そっか。
どうしよっか??」

『んー‥考えてる。』

そう言うと
ニッコリ笑って

「癒実が好きな方を
選ぶべきだよっ!!」

って言った。

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