もし、会えたなら
「なーんか
癒実、恋する乙女
だよねえ!!!」

帰り道に
いきなり声かけられ
少々、動揺のあたし。

『あ、真愛か…。
びっくりした。』

「元気なーい!!
先輩と何かあった?」

真愛の優しい声に
あたしは甘えた。

『メールこないし…。』

多分、
半泣き状態のあたし。

「先輩も何か
あるんだよっ!!
それよか、癒実
言うんでしょ??
龍馬くんに。」

そうだった。
龍馬に言わなきゃ。

なーにやってんだ。
先輩は
あたしのために
考えてくれてるの。
だから、あたしは…
< 50 / 105 >

この作品をシェア

pagetop