もし、会えたなら
《大丈夫です、
先輩は悪くないです(^^)》
明るく返した。
なのに先輩には
わかってしまう。
ピロリン
<落ち込んでる?よな。
ごめん、俺…ごめん。>
結局、あたしに
残ったのは罪悪感の
三文字で、
なにも残らなかった。
現実は残酷だ。
あたしがいけない。
それを痛いほど
突きつけられた。
あたしは、これから
どうして
いけばいいんだろう。
尊敬する人も失った、
最愛の人も失った。
完全な自業自得だ。