ソプラノ
由希のドレスは、雪のように白く、キラキラと光るコーティングがしてあった。










―まるで、雪の結晶を集めて、作ったようなドレスだ。












全員、言葉が出ない。









一番びっくりしているのは・・・・・陸だ。













「っ・・・・・あ・・・ゆ、由希・・・」






陸は声にならない言葉を発し、由希に一歩近付く。














「何?なにか文句でもおあり?」








由希は何かの映画に出てたような女王様のように腕を組んだ。
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