ソプラノ
―朝。



俺はある場所へと向かっていた。








ドアを開けると、眩しい光が俺の全身を包み込む。








眩しい光によろめきながら、近くにあったベンチに腰を下ろす。








そして、何気なく見た花壇。








そこには、色とりどりの花。









・・・・・と涼の姿。












―えぇ・・・。







俺の口はポカンと開いた。









まさかいるとは思わず、少し戸惑った。





・・・が、俺も少しは素直になろうと、思い切って涼に声をかけた。







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