忘れられない人
みちると合流すると、前から気になっていた、京料理の飲み屋に行くことになった。
その店はジュンク堂よりも駅よりにある。
エレベーターで3階にあがると、両脇に竹が生えた玄関が広がっている。
一つ一つ個室なので、ゆっくり話もできそうだ。
「いい感じ~。これで料理も美味しかったら、なおいいね♪」
私たちはそれぞれに食べたいものを注文し、最初の1杯をあけてから、
「どうどう?藤咲先輩に会えてるの?」
と、今日の私の相談事を聞くために、みちるが話をきりだした。
この間のメットを買いに行ってから・・・まるっきり会ってない。
連絡すらない。
だから、どうしていいかわからずに、まだ凌のことを知っているみちるに相談したかったのだ。
その店はジュンク堂よりも駅よりにある。
エレベーターで3階にあがると、両脇に竹が生えた玄関が広がっている。
一つ一つ個室なので、ゆっくり話もできそうだ。
「いい感じ~。これで料理も美味しかったら、なおいいね♪」
私たちはそれぞれに食べたいものを注文し、最初の1杯をあけてから、
「どうどう?藤咲先輩に会えてるの?」
と、今日の私の相談事を聞くために、みちるが話をきりだした。
この間のメットを買いに行ってから・・・まるっきり会ってない。
連絡すらない。
だから、どうしていいかわからずに、まだ凌のことを知っているみちるに相談したかったのだ。