忘れられない人
と、机の引き出しから、1枚の写真を取り出した。
それは、この間の4対4の合コンで、湊が撮ってくれた写真だった。
凌と肩を並べて、嬉しそうな笑顔を向けている私の写真―――。
「今朝、始業前に佐田さんがここに来てさ。多分営業先に行く前だったんだとは思うけど、咲妃がなかなか来ないから、渡しといてって頼まれてたの。」
「やーん。ありがとう!」
「お礼は今度会ったときに、佐田さんに言ってね。それにしても、よく撮れてるじゃん♪」
「藤咲さんの写真・・・欲しいって思ってたけど、一枚もないから・・・。大切にしないとな。」
この写真のおかげで、今日は頑張れそうだ。
それは、この間の4対4の合コンで、湊が撮ってくれた写真だった。
凌と肩を並べて、嬉しそうな笑顔を向けている私の写真―――。
「今朝、始業前に佐田さんがここに来てさ。多分営業先に行く前だったんだとは思うけど、咲妃がなかなか来ないから、渡しといてって頼まれてたの。」
「やーん。ありがとう!」
「お礼は今度会ったときに、佐田さんに言ってね。それにしても、よく撮れてるじゃん♪」
「藤咲さんの写真・・・欲しいって思ってたけど、一枚もないから・・・。大切にしないとな。」
この写真のおかげで、今日は頑張れそうだ。