忘れられない人
メール
次の日、私は1枚の名刺を手に、
ボーっと見つめながら、仕事が手につかないでいた。
そんな私の姿を横目に、友美がせっせと伝票のインプットをしてくれている。
「そんな名刺ばっかずっと見てても、何も起きないよ~。」
「・・・だよねぇ・・・。」
昨日は飲んでいたこともあり、凌から名刺をもらったことで浮かれていたので気づかなかったのだが、
この名刺。
当たり前だが、書かれているのは、
『某有名バイクメーカーの会社名・部署・名前・会社の住所・電話番号・メールアドレス』
なのだ。
一人で、連絡先が聞けた~とばかりに、喜んでいたのに、
朝会社に来て、友美に名刺を見せると、
「携帯番号もアドレスも書いてないよ。」
と、言われ、呆然となったのだ。
書かれているのは、会社のメールアドレス。
さすがに私用のメールを送るのは、いかがなものかと・・・。
ボーっと見つめながら、仕事が手につかないでいた。
そんな私の姿を横目に、友美がせっせと伝票のインプットをしてくれている。
「そんな名刺ばっかずっと見てても、何も起きないよ~。」
「・・・だよねぇ・・・。」
昨日は飲んでいたこともあり、凌から名刺をもらったことで浮かれていたので気づかなかったのだが、
この名刺。
当たり前だが、書かれているのは、
『某有名バイクメーカーの会社名・部署・名前・会社の住所・電話番号・メールアドレス』
なのだ。
一人で、連絡先が聞けた~とばかりに、喜んでいたのに、
朝会社に来て、友美に名刺を見せると、
「携帯番号もアドレスも書いてないよ。」
と、言われ、呆然となったのだ。
書かれているのは、会社のメールアドレス。
さすがに私用のメールを送るのは、いかがなものかと・・・。