Untrue♥Love




「まっててね。ちょっとお父様にお電話をしてくるから…。」


「うん。」




えがおで出ていく海斗の背中をただ見つめていた。



「あ!!」


「?」



急に声を出し、ちょこんと扉から顔を出し、



「鞄に荷物しまっててね?」



ッと一言。



や…。



優しい!!




優しすぎるでしょ!?




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