私の好きな人



「拓也?」



後ろを振り向くと綺麗な女の人が立っていた



「拓也、会たかった!!」

そういって女の人は山田さんに抱きついた。

「実紅!!(ミク)なんでここに!?」



誰?
なんで山田さんに抱きつくの?


「お前!!なんでいるんだよ!?」

「なんでって…家この辺だし…ってか会いたかった―――♪」

女の人は抱きつこうとしたが山田さんはスルりと交わした。

「俺、彼女できたんだ!!」

と言って私の肩をポンと叩いた。

「えぇぇぇぇぇぇぇえ!?彼女!?」

「あぁ!!!なぁ、花!!」

「え?え?」

山田さんは私の耳元で「俺に合わして?」と言った。

「いや~めでたいね!!良かったよかった!!これで私も肩の荷が降り立って感じ!!花さん!!お兄ちゃんのことお願いします!!!」


女の人は私の手をがっしり掴んで言った。


「へぇ?お兄ちゃん?」

「あれ?お兄ちゃんから聞いてないの?私、山田実紅(やまだ みく)拓也の妹です!!仲良くしてね!!」


そう言って実紅さんはニコッと笑った。



「実紅!!花が困っているだろ?」

「あぁ!!ごめんね!!ってか花ちゃん細っ!!モデルさんみたい~」


といって実紅さんは私にボディタッチしてきた。


「み…実紅さんこそ細いじゃないですか!!」

「そりゃぁ実紅はモデルだからな」

「そう!!」

「え!?実紅さんてモデルさんなんですか!?」

実紅さんは笑って「あはっ♪」って言った




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