私の好きな人
~婚約者!?~
「お袋ただいま」
「拓也!!お帰りそちらの方は?」
「俺の彼女、花だ」
「こ…こんにちは…神崎 花です」
「こんにちは、花さん。さぁあがって」
私は今山田さんの実家に来ています…(汗)
山田さんの家はすっごく大きな家です(汗)
えぇ…なにも言えなくなるような大きさです…(汗)
山田さんの家に入ってソファーに座って待っていると
お母さんがお茶を持ってリビングに入ってきた。
「花ちゃん、あなた何歳なの?」
「え?16歳です」
「そう、高校1年生?」
「あ、はい」
「お袋、俺こいつを嫁にするから!!」
「は?」
「え?」
山田さんはニコニコしながらお母さんに言っている。
「だから、婚約者の話は無しな?」
「そうなの?花ちゃん!!」
「はい!!!」
私はビックリして背筋を伸ばした。
「そう、じゃあ花ちゃん拓也のことお願いね!!」
「あ…は…はい!!」
「お兄ちゃん―こっち来て!!」
「なんだ?」
私は山田さんの後をついて行った。
辿り着いたとこは実紅さんの部屋だった。