私の好きな人
【~拓也の心~】
あれ?実紅と花がいない、どこ行ったんだろ?
と、思いながらリビングに居るとお袋が話掛けてきた。
「拓也!!」
「はい!!あ…なに?」
「あんた、本当に花ちゃんをお嫁さんにするの?」
「うん…」
「はぁ…あんたが決めたことだから口はださいないけど…あんたもエロ親父ね…」
「はぁ?俺がエロ親父!?」
お袋は笑いながら「お父さんにそっくり」
と言って台所に行った。
数分後――…
「ただいま―お母さんー買ってきたよ!!」
「お…お邪魔します」
お!花たちが帰ってきたな。さて花でもいじるか。
「おかえり」
「////ただいま////です////」
「どうした?顔が真っ赤だぞ?」
笑いながら言うと、花は顔を真っ赤にしてどこかに行った。
多分、俺の部屋だろうな~
実紅のその後を追って行った。
「拓也!!!花ちゃんと実紅呼んできて」
「ほーい」
俺は自分の部屋に向かった。
すると花と実紅の話している声がした
「実紅さん…引きますよね?こんな私…」
必死で笑おうとしている花の声が聴こえた
俺はそのままずっと話を聞いていた