私の好きな人
「ふぅ~スッキリした~」
「そうだね」
「あ、山田さんって何の仕事してるの?」
「え?サラリーマンだよ?」
「ふ~ん…」
「?なに?どうかした?」
真由は少し黙ってから言った。
「その指輪高かったんじゃないの?」
「え?」
真由は私の首元を指差した。
「山田さんからでしょ?」
そう言うと真由はニヤッと笑った。
「////」
「どうなの?」
「はい、そうです///」
「この、幸せ者!!」
そう言って私の背中を叩いた。
「やめてよ」
「このこの」
真由とじゃれているとケータイが震えた
メールが届いたみたいだ。