私の好きな人
【~拓也の心~】
おいおい俺、高校生に手出していいのか?
まぁいいか向こうも本気じゃないだろう
~家~
プルルル…プルルル…
プルルル…
誰だろう?
『はい山田です』
「あ…あの神崎花ですけど…」
あぁ~あの子か、本当に電話掛けてくれた
『あぁ~今朝の電話掛けてくれたんだ』
「はい!!!あの山田さんは何歳ですか?」
『俺?20だよ花ちゃんは?』
「私は16歳ですよ~」
若っ!!!ヤバっ!!俺と4歳も違うじゃん。さすがに手を出したらいけねぇよなぁ?
『じゃあ彼氏といるの?』
「いませんよ~山田さんの方がいそうなのに~」
『いないよ今は。じゃあ花ちゃんが彼氏になってくれる?』
「え?」
やっぱり向こうも本気じゃないよな~
『嫌だよね…4歳も上だったら』
「ヤじゃないです!!!私山田さんのこと…」
「好きです!!!!!」
マジ!?俺告白されてんの?しかも高校生に!?
これ、ヤバくね?マジでいってんのこの子
『いいの?「でわ失礼します!!」
プープープー
切れた…てゆうか切られた。
あれは、マジに受け止めていいんだよな?