私の好きな人



成田空港という看板を見てもう来たんだなって思う…

悠斗と会うのはすごく久しぶりで、少し緊張する…




フロントで待っていると懐かしい声が聴こえた。


「花――――!!」


後ろを振り返ると悠斗が手を振っていた。



「悠斗………」




彼の笑顔は前と変わらず優しい笑顔で、私は、その笑顔が好きだった。






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