私の好きな人



「さぁ、そろそろホテルに行くか。」

「うん」


ホテルは、海からそんなに遠くもないところだった。


「予約していた山田ですけど」

「はい、山田様ですね。お部屋番号302になります」


山田さんは、部屋キーを取って私に「行こうか」と行ってエレベーターに乗った。





「うわ~!!キレイ!!」


部屋に入ると、目の前に海が広がっていてキレイだった。


「気に入った?」

「うん!!山田さんも見たら?」


山田さんは私の隣に来て。


「拓也」

「え?」

「山田さんじゃなくて、拓也って呼んで」

「え////」




< 88 / 111 >

この作品をシェア

pagetop